掲載写真は相談場面のイメージです。特定企業の商談や当センターの成約実績を示すものではありません。
派遣会社の承継で大切なのは、派遣先の仕事とスタッフの生活をつなぐことです。経営者が交代した後も、勤務の案内、給与の支払い、相談への対応を続けられる体制を、価格の検討と合わせて準備します。
後継者の不在や採用負担など、売却をまだ決めていない段階でも整理を始められます。以下は個別案件の成立を保証するものではなく、初回相談に向けた確認項目です。
まず「何を引き継ぎたいか」を決める
会社全体、特定の営業所、特定の派遣事業など、希望する対象を言葉にします。残したい取引先や雇用、経営者が関与できる期間も優先順に並べてください。株式譲渡と事業譲渡では、契約や雇用の主体、必要な手続が異なります。
派遣と請負、職業紹介を併営している場合は、売上と人員を事業ごとに分けます。同じ取引先でも契約の種類が違うことがあるため、契約書と実際の仕事を照らし合わせます。
許可と営業所の状況を一覧にする
厚生労働省は、労働者派遣事業には許可が必要で、継続には有効期間の更新が必要と案内しています。許可番号・期限、営業所、派遣元責任者、変更届や報告の控えを揃え、現在の運営と一致しているかを確認します。厚生労働省の制度案内
「M&Aだから許可もそのまま移る」と決めつけず、想定する譲渡方法、法人や役員の変更、営業所の変更を所管の労働局に説明し、必要な手続と日程を確認します。茨城労働局の申請・届出・報告様式も参照できます。
スタッフの処遇と連絡窓口を引き継ぐ
雇用契約、賃金、勤務時間、有給休暇、社会保険、教育訓練、相談履歴を確認します。制度上の対応は社会保険労務士などと点検し、未整理の事項は解決予定を明記します。
- 派遣先・契約期間・就業場所ごとの稼働人数を集計する。
- 給与計算、勤怠承認、欠勤時の連絡を誰が担っているか確認する。
- 引継ぎ後の処遇と説明時期について、買い手と合意を目指す。
- 水戸・県央の通勤範囲や送迎、夜勤の事情を、現場ごとに共有する。
スタッフへの説明は噂が先行しないように準備し、確定事項と協議中の事項を区別します。雇用の承継方法や必要な同意は、取引形態に合わせて個別に確認してください。
派遣先契約と給与支払資金を一緒に見る
主要な派遣先について、基本契約と個別契約、単価、更新時期、解約条件、株主変更時の通知・同意条項を一覧にします。経営者だけが把握している単価交渉や欠員対応も引継ぎ事項です。
売上の規模に加え、稼働人数、請求単価、スタッフ賃金、採用費、社会保険料などを月別に確認します。取引先からの入金より給与の支払いが先になる場合は、承継直後に必要な運転資金まで見積もります。人員数だけから譲渡価格を判断することはできません。
個人情報は段階を分けて開示する
初期の候補先説明は人数・職種・地域などの集計を中心にし、個人名や連絡先を含む資料を最初から一括で渡すことは避けます。詳細開示では目的、必要な範囲、閲覧者、保管・削除の扱いを整理します。
秘密保持契約だけで全ての取扱いが適切になるわけではありません。個人情報保護委員会の通則編ガイドラインを踏まえ、取引段階とデータの性質に応じた取扱いを専門家と確認します。
引継ぎ当日の仕事を具体的に確かめる
当日勤務するスタッフへの連絡、勤怠システムの利用、取引先からの追加依頼、給与の振込、苦情や事故の窓口まで確認します。担当者の休暇や退職が重なっても対応できるよう、代わりの担当者も決めます。
買い手候補は価格のほか、採用・教育の体制、担当者の配置、資金計画、現場の運営方針を比較します。雇用や拠点維持などの希望は、合意した内容と期間を文書に落とし込むことが大切です。
初回は分かる範囲の概要で相談できます
営業所の地域、主な職種、おおよその人数・売上、希望時期、気になることをお知らせください。決算書や契約書が全て揃っていなくても、まず必要な準備を整理できます。詳しい資料は開示範囲を相談してからご用意ください。
公表された企業の動きはM&A事例、検討全体の順序は相談の流れでご覧いただけます。
売却を決める前の、課題の整理からご相談ください。
水戸・茨城県央の会社売却・事業承継について、守りたい条件と準備の順番を整理します。譲渡企業の相談料・着手金・月額報酬・中間金・成功報酬は0円です。税金や登記、外部専門家など第三者への費用は別途生じる場合があります。
必須入力はお名前・メールアドレス・相談内容の3項目と個人情報の取扱いへの同意です。会社名・電話番号は任意。運営:株式会社M&A Do
